深大寺の大きなムクロジの木

ムクロジの実はsoapnuts とも呼ばれ昔は洗剤の代わりに使われていたそうです

中にある黒くて硬い実はお数珠にも使われています

深大寺(調布市)の山門

江戸時代に建てられた茅葺き屋根のこの山門は境内で一番古い建物だそうです

深大寺には東日本最古の釈迦如来像(国宝)が祀られています 

門前も江戸の雰囲気が感じられるお寺です

醍醐寺の五重塔(国宝)の彩色模型

今から80年程前に製作されたもので国立歴史民俗博物館で保管されています

劣化や剥離で当時の色彩を復元する事はとても難しかったそうです

今は見ることができない平安の色鮮やかな密教装飾を間近で見ることができます

国内6ヶ所に宝塔を建立して国を護ろうとした最澄

そのひとつがこちらの法華総寺院東塔

本尊に五智如来が祀られ上層に法華経と仏舎利が納められているそうです

年月を経た寺院の色もいいですが当時の鮮やかな色も神々しくていいですね

比叡山中で一番大切なお堂「戒壇院」(重要文化財)

正式に僧侶になる為に戒律を受けるお堂です

内陣には釈迦如来・文殊菩薩・弥勒菩薩が祀られているそうです

比叡山延暦寺の山門にあたる文殊楼(重要文化財)

楼上には文殊菩薩が祀られているそうです

桜のように開花の後に青葉が開くミツバツツジが浄土のようです

三井寺の百体観音堂にある大津絵

江戸時代に近江で仏画として始まり浸透した民俗画

後に護符としても使われるようになったそうです

こちらの「鬼の寒念仏」は赤子の夜泣きにご利益があると言われています

バイラヴァより怖いかな?

七十二候 虹始見 にじはじめてあらわる

空気が潤い始め虹が美しく見え始める頃

虹の虫偏は虹を蛇に見立てた事からと言われています

こちらは蛇を耳や首に巻きつけたバイラヴァ

チベット仏教で好まれる忿怒相の仏様

寺院のアーチ型の入り口トーナラによく描かれています

こちらは三井寺の金堂(国宝)

桃山時代(1599)に再建されたもの

天智天皇が信仰されていた弥勒菩薩像が秘仏として祀られています

三尾神社のすぐお隣の三井寺

こちらは唐院灌頂堂(重要文化財)

現在のもは桃山から江戸時代の間に再建されもの

密教の奥義を伝える道場として使われたそうです

今日はお釈迦様の誕生日で灌仏会(旧暦では5/15)

お釈迦様の前世のお話『ジャータカ』

その中で有名なうさぎのお話と言えば

我が身を火の中に投じて空腹の修行者の為にお布施をしたうさぎさん

こちらは中にお布施を入れて奉納していたうさぎ型の入れ物

まん丸おめめがかわいいです

こちらのうさぎさんは三尾神社の御社殿左奥の門の上

本物のような見返りうさぎさん

以前に載せた手水舎の波乗りうさぎさんの他にもたくさんいます

十三種類を探すのはなかなか大変でした

こちらも三尾神社のうさぎさん

御社殿の屋根端にある唐破風の飾り

破風のしたには葉のような形の懸魚がついています

こちらのアーチ状屋根に付いている平たい懸魚は兎毛通懸魚と呼ぶそうです

鼻筋の通った宝珠型のうさぎさんです

四月は卯月

と言うことで三尾神社(大津市)のうさぎさん

御社殿の軒丸瓦

切れ長のおめめがお茶目です

わたし函館公園のミニチュアホースのさくらです

「はなむけ」の言葉の由来って知ってるかしら?

お馬さんの鼻先を旅路の方向へ向けて無事を祈った風習かららしいわよ

今日から新しい出発の方に無事をお祈りしてるからね〜

双龍環大刀(6世紀・重要文化財)

こちらも金鈴塚古墳から出土した大刀の柄頭

向かい合う龍が玉を咥えている姿が表現されています

金鈴塚古墳は全国最多の19振の装飾付大刀が出土されています

もの凄く権力のあるお方だったのかな⋯

七十二候 雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす

春を知らせる雷が鳴る頃

恵の雨を降らせます

こちらはとても珍しい稲妻文様のジービーズです

もしかしたら龍が空から落とした珠だったりして

今日は雨が強く降っています

古代より雨や雷を司るとされる龍

こちらは金鈴塚古墳の『旋回式単龍環頭大刀』の柄頭(6世紀・重要文化財)

ぐるっとまわる龍が大きな口を開けています

 他に例を見ない珍しいものだそうです

七十二候 桜始開 さくらはじめてひらく

桜が咲き始め本格的に春を迎え始める頃

こちらは桜の花弁を象ったお菓子『薄氷』

富山で260年続く和菓子屋さんのもの

田んぼの水面に薄く張った氷を表現したお菓子なのだそうです

こちらは『虎卣  こゆう』(泉屋博古館) 

祭祀用器で紀元前14〜12世紀の商後期(殷)時代のもの

虎が人を抱えている姿をした神秘的で創造性豊かな酒器

頭上に鹿が乗り背中に饕餮や龍などの神獣が見られます

正面から見たお顔もかわいいです

笑顔で近付くパンダさんに驚くトラさん

パンダさんの方が強そうです

パンダはおよそ600万年前から誕生していたと考えられ生きた化石とも呼ばれています

歴史はあるのに何でトラさんみたいに吉祥動物に入ってないのかな

何やらトラさんが驚いてるご様子

目の前にいるのは…

七十二候 雀始巣 すずめはじめてすくう

雀が巣を作り始める頃です

こちらは長命寺桜もち

創業300年江戸時代から続く桜もち

江戸時代の人もお花見しながら食べたのかなぁ

東京国立近代美術館の所蔵品展MOMAT展

明治から現代まで時代ごとに作品が展示されています

年に数回作品が入れ替わるのでふらっと時々見に行きます

こちらは芹沢銈介さんの特集展示

壁一面の型染めカレンダーは全部欲しくなっちゃいました

かわいいコブウシ土偶(古代オリエント博物館)

紀元前2000〜2200年頃バローチスターン地方(現パキスタン〜イラン地域)

牛は紀元前9000年後半頃に家畜化されたと言われています

また古代から神聖な動物としても大切にされてたそうです

BUONA VISTAさんのロゴマークは水牛とヤク

牛さんつながりでこちらはウシ科のヒマラヤタールさん

ヒマラヤの山岳地帯の岩山などで暮らしています

崖や斜面を軽々と登ったりする事ができます

雄はヤクのように毛がフサフサです

七十二候 菜虫化蝶 なむしちょうとなる

青虫が羽化して蝶になる頃です

こちらはお客様からのオーダーで作ったTシャツです

BUONA VISTAさんのロゴマークを入れたものでとのご依頼でした

そろそろ暖かくなるかなー

盛岡城址公園内にある鶴ヶ池

お城の内堀跡が長い池になっています

静かでゆったりとした時間が過ごせる場所です

小岩井農場の煉瓦造りサイロ(重要文化財)

明治40年に造られた日本で現存するサイロで一番古いものだそうです

農場内の歴史的建築物21棟は国の重要文化財になっています

羊さんは牛さんに会いに来たのかな?

こちらはチベットで大切に守られてきたガウです

中に仏様をお納めします

銀製の装飾が美しいペンダントです

十一面観世音像が納められた琥珀製の龕(花巻市博物館)

多田等観さんがチベットから持ち帰ってきたもの(大正12年)

ダライラマ13世から帰国時に賜り身につけていたものなのだそうです

まだ寒い公園で見つけた小さなタンポポ

よーく見るとがくのそり返りが無いような…

在来種の日本のタンポポかな?

桃色の刺繍がきれいな衣装

雲南地方で暮らす少数民族の方が着ていたものです

明日の桃の節句にちなみまして

こちらは京都萬福寺開山堂にあった桃の吉祥文様

チベットの北にある崑崙山脈

そこで暮らす仙女の庭には三千年に一度実をつける桃の木があるそうです

一口食べると六百年寿命が伸びるとか

まだ少し寒い日が続きますね

成田空港近くで河津桜を見つけました

染井吉野はいつ頃咲くのかな

 七十二候 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

降る雪が雨に変わり雪解けする頃

大地が再び潤い始める時期です

こちらは銀製品のように美しい輝きのマサバさん逹

良い色合いです

 

また少しBUONA VISTAさんの再開までcalendar をお休みします

今日もまた銀の装飾品

とても珍しいミエン族(ヤオ族)のペンダント

背面は他とちょっと違う作りになっています