お釈迦さまは誕生した後に灌水された又は7歩歩いた後に蓮の花が咲いたなど

色々なお話が伝わっているそうです

こちらは母マーヤーとお釈迦さまと蓮の花が見られるものです

素朴な感じがかわいらしいレリーフです

4月8日は『灌仏会』お釈迦さまが誕生したとされる日(旧暦では5/27)

こちらも東京国立博物館の『摩耶夫人および天人像』(重要文化財)

飛鳥時代7世紀のもの

お釈迦さまが生まれ天人が空を舞って祝った伝説を表しているそうです

明日4月8日はお釈迦さまが生まれたとされる日

こちらは東京国立博物館『仏伝 誕生』(3世紀 パキスタン・ガンダラーラ)

ルンピニの庭園で母マーヤーの脇の下より誕生した様子です

庭に咲いたニラハナ

葉の香りがニラに似ていることに由来するそうです

毎年春を感じる植物のひとつです

近所のとっても大きな桜の木

ここから桜が飛んで来たのかな

メダカの水盤を覗いたら桜の舟が浮かんでました

どこから飛んで来たのかな

七十二候 雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす

春の訪れを告げる雷が鳴る頃

古来より恵みの雨をもたらす雷雨は龍が司るとされているそうです

ということで船橋大神宮の龍とちょっぴりの桜です

こちらはミエン族(ヤオ族)の木像

きりりとしてます

こちらもかわいらしい木偶のニポポ

樺太アイヌの木偶(イノカ)の一種です

子どもの魔除けの御守りやお人形として作られたものだそうです

(函館市北方民族資料館・重要有形民俗文化財)

アカ族の方たちが彫った木像

にっこりと笑顔な感じがかわいらしいです

昨日の木偶に似てるかな?

こちらは『木で作られた人形(木偶)複製』(国立歴史民俗博物館)

弥生時代の遺跡から出土されたもの

その遺跡はかつて琵琶湖の脇にあった大中湖の中にあったそうです

そう言えばこの子たちに似た子がうちにいたような…

七十二候 雀始巣 すずめはじめてすくう

雀が屋根の隙間などに巣を作り始める頃です

 

ボクのの角もぐるぐるでしょ

そしてこちらもぐるぐる 

モン族(ミャオ族)のとても大きなピアスです

じっと見てると目もぐるぐるしてきます…

こちらもぐるぐる

モン族(ミャオ族)の刺繍です

さざえ堂の中は螺旋状のスロープがぐるぐると回っています

かつてはこの螺旋に沿って西国三十三観音像が安置され

不思議なお堂の中を一周すると観音様巡りができたそうです

さざえって入るとこんな感じなのかなぁ

こちらは『さざえ堂』

福島県会津市の六角のお堂(重要文化財)です

正式名称は『旧正宗寺三匝堂』

中に入ると登って降りてくるまで一方通行の不思議な構造になっています

中はどうなっているのかな…

こちらも古代水晶です

古代の人たちはこんな感じで首飾りをしていたのかな

そんな想像をしながら作ってみたものです

こちらは切子玉(福島県立博物館)

相馬市から出土した7世紀前半のもの

石英(水晶)を十二面体に加工したビーズです

首飾りの一部だったのではないかと考えられているそうです

空気が混ざった氷のような優しい色あいがきれいです

ハート型土偶(複製)です(福島県立博物館)

福島の阿武隈山地周辺ではハート型の土偶が多く出土されているそうです

土偶は再生を願う儀式に使われていたのではと考えられています

ハート型土偶はこの地域から誕生したのではないかとも言われています

こちらは『木炭バス』(福島県立博物館)

太平洋戦争中ガソリンの使用が禁止となり代替燃料で走るバスが登場

世界でも例のない代然車だったそうです

このバスは福島から浪江まで走っていたものを復元したものです

デザインがとてもおしゃれです

七十二候 蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく

冬眠をしていた生き物たちが目を覚ます頃です

こちらはリクエストをいただいて作った小さな四獣の巾着バッグです

何を入れるのかな?

中国の先輩パンダさんです

おやつの蜂蜜が大好き

あの子もこんな感じで過ごしているのかなぁ

どうもこんにちは ジェンツーペンギンです

わたし達の仲間は南極沿岸で暮らしています

そう言えばこの間帰っちゃった子達も白黒模様だったね

元気にしてるかなぁ

ひな祭りぽい感じで…

福島県立博物館の形象埴輪の男子胡坐像と女子像(共に複製)です

女子像は腰に鈴のついた鏡が飾られています

特徴的な髪型もしている事から巫女を表していると考えられているそうです

こちらはビルマのものです

同じく椰子の葉を加工したものに書かれています

木版の模様がかわいいです

こちらは1070年に書写された『妙法蓮華経』(東洋文庫ミュージアム)

椰子の葉を加工した物に書かれ木版と紐で閉じる古い経典の形をしています

本物の経典を求め日本で初めてチベットへ入国した僧侶の河口慧海さんが持ち帰ったものだそうです

こちらは1786年に作られた日本の『六物新志』(東洋文庫ミュージアム)

六物は六種の薬の原料の事で一角・ミイラ・人魚・植物など

人魚は皮膚病や止血に良いと記されれているそうです

挿絵の人魚さんたち怖い…

こちらは1609年に作られた中国の『三才図会』(東洋文庫ミュージアム)

三才(天・地・人)の万物が記載されている百科事典のような書物だそうです

なかには不思議な生き物も

『瞿如(くじょ)』はくちばしが三つあって大変そうです

二万四千冊の東洋に関する古い書籍

三菱第三代当主がオーストラリアのモリソン博士から大正6年に購入したものだそうです

アジアの歴史と文化に関する書籍が収集されている東洋文庫ミュージアム

貴重で興味深い書籍がいっぱいです

青と黄がきれいなお魚ウメイロモドキ

完熟梅の実色に似た体色の魚『ウメイロ』に似ているので『ウメイロモドキ』

今日から旧暦の二月如月ですね

七十二候 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

雪が雨に変わって大地が潤い始める頃

梅の蕾ってかわいいですよね

サハリン(樺太)の先住民族ウィルタ族の鞄です(函館博物館)

ウィルタ族の暮らしはトナカイの遊牧や狩猟など

鞄の中央部にはトナカイの皮が使われているそうです

こちらも黒地に鮮やかな刺繍が施されています

インドシナ北部山岳地帯で暮らすロロ族の方が使っていた鞄

黒地に鮮やかな紅梅色の刺繍が綺麗です

そろそろ梅の花が咲きはじめる頃かな?

こちらはカカオの木

古代メキシコではすでにカカオを飲み物としていたそうです

実の中の種子を炒ってすり潰し砂糖と練って固めるとチョコレート

絞って脂肪分を抜いたらココアに

それにしても不思議な実のつけ方ですね

こちらはアクアマリンふくしまの『ごんべ焼き』

アフリカではシーラカンスは『ゴンベッサ(食えない魚など)』と呼ばれていたそうです

いつしかその魚が高額で取引されるようになるとゴンベッサが『幸せを呼ぶ魚』の意味に

この幸せを呼ぶごんべちゃんは小倉あんが入ってます

こちらも3億5000万年前から姿が変わらないシーラカンスさん

背骨が無い事や稚魚は30㎝以上に成長してから産まれる事など不思議な生態があるそうです

これから何千年経っても変わらず深い海の中で暮らしているのかな…

2億年前から変わらぬ姿のカブトガニさん

彼らの血液から作られた薬は僅かな毒素にも反応するそうです

その薬は私達の健康に欠かせないものに

冬は砂泥で冬眠状態で春から活動し始めるそうなのでそろそろ起き出す頃なのかな?

かわいい日本スピッツ犬!

ではなく寒さに強いホッキョクギツネさん

シロクマさんの後をついて歩き残り物をもらうこともあるそうです

立春を過ぎて少しずつ春の足音が聞こえて来た感じがしますね

こちらはとっても強いシヴァの妃ドゥルガー

さまざまな神から沢山の武器を与えられ手強い水牛の魔神を倒してしまったそうです

しっぽがかわいい獅子に乗っています

こちらも効果がありそうです

こちらは『辻切り』(千葉県立中央博物館)

むらの入口境に藁の大蛇を掲げ悪霊が侵入しないようにするおまじない

下総地方に見られる風習なのだそうです

かわいいお顔して意外に強いのかも…

関東では見かけませんが鬼が嫌うと言う柊『柊鰯』のおまじない

柊のトゲトゲに鰯の頭

ちょっと怖い感じで効き目がありそうな感じがしますね

こちらはモン族(ミャオ族)の特別な民族衣装です

昨日のアイヌの衣装にこちらも通じるものがあるような…

様々な民族衣装を見ていると文化の繋がりを感じることがあり面白いなぁと思います

太古の大陸の変化や交易の歴史は奥が深そうです

こちらは山丹服・蝦夷錦と呼ばれるアイヌの衣装(函館市北方民族資料館)

中国清朝時代の交易により樺太(サハリン)から渡ってきたもの

美しさや希少性から儀礼や儀式に着ていたそうです

本州が弥生時代の頃に北海道は縄文時代同様の生活が続いていたそうです

この時代は本州だけではなく北方(サハリン等)との交流も盛んで

北海道では独自の文化が後のアイヌ文化へ繋がっていったようです

こちらは東南アジア北部山岳地帯で暮らすヤオ族の鞄です

どこかに通じるものがあるような雰囲気があり興味深いですね

函館市北方民族資料館の北海道アイヌの衣装

文様は家ごと等で異なり親から子へ受け継いでいくそうです

文様には魔除けの意味などが込められており渦巻きは『目』を表しているとも言われている様です

こちらはエゾユキウサギさん

本州のノウサギと比べ足が大きく雪の上でも素早く駆け回る事ができるそうです

その速さはマグロと同じく時速80kmくらいだそうです

今日は旧暦の元日
こちらはいつぞや雪が降った時に作った雪うさぎ

目と鼻はナンバンアカアズキの実です

これから寒くなる予報が出ていますね

こちらは深川江戸資料館の江戸の長屋

江戸時代は今よりも気温が低かったようです

暖房器具は炭のこたつや火鉢など

猫ちぐらを用意して貰っている猫さんもいたみたいです

七十二候 欵冬華 ふきのはなさく

蕗の花が咲き始める頃

地中では少しずつ春の準備が始まっています

こちらは房総でいつぞや見つけた蕗の薹

黒曜石とこちらも太古の人々の想いを感じられる貴重な特大バイシャジャグル

滑らかな深い黒色の石肌がとても綺麗です

北海道の旧石器時代 その3                                                                                                              

3万~1万5千年前の北海道は現在よりも気温が7~8°c低い「氷期」の頃

海面は低く陸続きとなったユーラシア大陸からマンモスが渡ってきたと考えられているそうです

こちらでは本物の大きなマンモスの牙に触ることもできます

北海道の旧石器時代 その2

遠軽町の白滝遺跡群から出土された黒曜石石器など1965点が今年の春に国宝に指定されるそうです

指定されると国内最古の国宝となります

再びこちらは展示室内

C3POが出てきそうな雰囲気です

北海道の旧石器時代 その1

遠軽町には国内最大級の旧石器時代の大遺跡群があります

また国内最大級の黒曜石の産地でもあるそうです

こちらはその遺跡の出土品が見られる遠軽町埋蔵文化センター

外の景色とのギャップにもびっくりします

こちらは三尾神社(滋賀県)のうさぎの手水舎

ご祭神が卯の年卯の月卯の日卯の刻卯の方角より出現されたと伝わる事よりうさぎが御神紋に

こちらのうさぎさんは荒波越えてお水をペーっとしてくれています

世界文化遺産の宇治上神社のすぐ近く

宇治神社のかわいいうさぎの手水舎です

この地へ来る途中に道に迷われたご祭神をうさぎが振り返りながら道案内をした説話が伝わるそうです

小さなお口からペーっと流れてきます

チベットなどで人気の縁起の良いうさぎさんと言えばこちらの絵

お釈迦さまの前世のお話『ジャータカ』から由来するもの

象・猿・兎・山鶉が誰が一番の年長者か話し合う説話です

年長者を敬う事や4匹で協力し果実を取るという『平和』を描いているようです

まんまるしっぽがかわいいうさぎさん

明日は今年最初の満月です

 

今年もよろしくお願いいたします

そしてこちらは珊瑚を咥えたスノーライオン(雪獅子・センゲ・カイシン)

古代インドより獅子はお釈迦さまの台座を支えるなど神聖な動物として描かれ続けています

強そうに見えない所がこの子のチャームポイントです

 

2022年もありがとうございました 

隣のお部屋のライオンさん

柵の直ぐ向こう側の仲良しトラさんもお昼寝しています

地上の2匹は仲良く暮らしていますって神話が書けそうな光景です

「チベットの四獣と言えばボクたち虎と獅子とそれから龍とガルーダなんだって!」

そんなお話をしているのかな?

仲良しのトラさんとライオンさんは旭山動物園で暮らしています

「猫はネズミにだまされて十二支に入れなかったらしいよー」

 「ほんとにゃの⁉︎」

そしてこちらは『中空土偶最中』

本物は空洞ですがこちらはつぶあんと縄文時代も食べられていた栗が入っています

本物によく似ててかわいいお土産です

北海道の縄文時代 その3

こちらは足形付土版(垣ノ島遺跡)

縄文早期後半(約6500年前)頃の墓から出土した小さなかわいい足形のついた土版

大人の墓から出土し我が子の形見として入れられたのではとも考えられいるそうです

小さな足形手形の土版は東北から北海道にかけて出土されているのも興味深いですね

北海道の縄文時代 その2

こちらは赤く彩られた赤彩土器(函館市指定有形文化財)

縄文時代の赤色はベンガラや水銀朱に漆を混ぜて使っていたそうです

函館市縄文文化交流センター近くの垣ノ島遺跡からは世界最古(約9千年前)の漆糸製品が出土

もしかしたら漆文化の発祥は日本かも?