憲法が施行されてから約十年後の昭和30年頃の上野・浅草が再現されています

こちらは国立歴史民俗博物館(千葉県)の近代展示内

当時の賑やかな声が聞こえてきそうです

お釈迦さまがこの世に生まれる前の物語で前世は様々な生き物として生を歩まれています

神様や人間だけではなく鹿・牛・兎・象などにも

今日は鹿とヤクのお数珠袋のご紹介です

新しくお数珠袋を作りましたのでぜひご覧ください

yunya のシンボル吉祥双魚のデザイン2つです

明日も2つご紹介いたします

御手洗町並み保存地区(広島県)

大正時代に建築された病院だった建物です

路地の先には美しい海が

広島も今日は晴れてるみたいですね

こちらはデルビル磁石式電話機

明治から昭和中期頃まで使用されていたそうです

局にいる交換手に相手の電話機に繋いでもらうという使い方でした

木製の電話機って素敵

七十二候『霜止出苗』しもやみてなえいずる

気温が上がり霜が降りなくなる頃です

田植えの準備が始まります

カエルの歌も聴こえ始めました

こちらは葛飾区の山本亭の裏庭です

美しい書院庭園が有名ですが帰り道に通るこのお庭も素敵です

ちょっぴりモネの絵を見ているような感じもあるかな?

こちらは葛西臨海水族園の『水辺の自然』ゾーン

かつて東京近郊で見られていた小川や池の風景を人工的に再現した場所です

当初は人工的な景色でしたが年々草木が繁り本当の森の中のように

川辺にはシャガの花も咲いていました

山道で見つけたシャガの花

自然が描く妖艶で神秘的な色使い

深い緑の中でどきっとさせられてしまいました

湖の底まで泳いでいったら…

こんな景色だったりして…

田沢湖では湖で泳いでいるウグイにも餌をあげる事ができます

トルコ石のように青く美しい水中できらきら銀色に光る魚

本当に龍がいそうな神秘的な湖です

こちらも碧く美しい湖の田沢湖(秋田県)

日本一深い湖(423.4m)としても知られています

こちらはその湖畔に建つ御座石神社の鳥居です

神社に祭られているのは龍神たつこ姫

永遠の美しさを願った事から龍と化身した辰子という娘の伝説から美人になれるご利益があるそうです

チベット三大湖のひとつマナサロワール湖

この湖は仏教の聖湖『阿耨達池』の由来にもなっています

阿耨達池の四方には金・銀・瑠璃・金剛石の砂が流れているそうです

こちらはそんなチベットの湖を思わせる宝仙湖(秋田県)です

黄色のお花はコメツブツメクサ

白いお花はノヂシャ

青いお花はオオイヌノフグリ

瑠璃色に真珠色に琥珀色の極楽浄土のような春です

たんぽぽと蜜を吸いにきたアシブトコバチ?です

江戸川の土手で見つけた春です

お釈迦さまの生涯が伝えられる仏伝には『灌水』の前に『托胎霊夢』があります

お釈迦さまの母マーヤーは右の脇腹から6本の牙を持つ白象が胎内に入る夢を見て懐妊します

その白象はお釈迦さまが変身した姿だと伝わっています

⋯新しく白象の桐箱を作りましたのでぜひご覧下さい⋯

4月8日はお釈迦さまの誕生日(旧暦では今年は5/8にあたります)

誕生仏に甘茶をかける風習の由来は仏伝『灌水』から

釈迦誕生時にインドラとブラフマーが温水と冷水で体を清めたと伝わっています

また水は「龍がかけた」「天から降り注いだ」と言う説もあります

こちらは萬福寺の開梛型の文鎮

いつも布や紙など色々おさえてもらっています

帰り道は重さで後悔するのですが…

かわいらしいので行く度に仲間を連れて帰ってきてしまいます

魚型のこの様な法具は魚板・飯梛・開梛などと呼ばれています

こちらは興福寺(長崎市)の『鱖魚けつぎょ』と言われる魚板

鱖魚の由来は揚子江に棲む幻の魚だそうです

興福寺の魚板は雌雄あり凛々しいお顔のこちらは雄魚板さん

梁からぶらーんと下がるお魚は萬福寺(宇治市)の『開梛かいぱん』

禅寺にある時報などを告げる為の法具です

口には三毒(貪・瞋・痴)貪欲・怒り・愚かさの玉をくわえ吐き出そうとしています

この玉を吐き出しやすいようにお腹を打ち自らも戒めをするそうです

こちらはココナッツを入れていた巾着袋

インドの遊牧民バンジャーラ族が使っていた古い物です

ぶらーんと下げて持ち歩き喉を潤します

ココナッツはカリウムなどミネラルを多く含み天然の電解質溶液とも言われているそう

鮮やかな色使いと貝の装飾がかわいらしい古民具です

昔の隅田川と桜の景色です

八代将軍吉宗が隅田川に桜を植え始めたのが始まりです

以来137年の間に800本の桜が植えられ『江戸第一の花の名所』と言われるように

こちらのかわいいジオラマはすみだ郷土文化資料館に展示されています

小やぎさんと中やぎさんと大やぎさんが橋の上をお散歩です

この景色どこかで見たことあるような…

『三びきのやぎのがらがらどん』

橋の下には…トロルは居なかったみたいですね

桜の花にミツバチたちが蜜を集めに来ていました

巣に運んだ蜜は待機している蜂たちへ渡します

そして何度も体から蜜を出し入れして蜂蜜を作り出すそう

美味しい蜂蜜を作り出すハチさん不思議です

白木蓮の花が咲いていました

蓮のように神秘的な花弁を持つ木蓮

蓮も木蓮も古代から咲き続ける原始的な被子植物なのだそう

今年は古代蓮見に行きたいな

観音堂から見えるのは館山湾

東京湾はここから始まります

波が静かで『鏡ヶ浦』とも呼ばれ日本百景のひとつでもあります

館山在住さかなクンは館山のおさかな大使です

崖観音の御本尊は十一面観音菩薩(市有形文化財)

行基が奈良時代(717年)に岩肌に彫刻したと伝わるものです

江戸・明治時代と災害に遭い現在のお堂は大正14年に再建されたもの

地層と朱塗りのコントラストがきれいなお堂です

崖観音として知られる船形山大福寺(館山市)

先月ご紹介した波切不動尊尊に続き県内の懸造りのお寺です

船形山の崖の上に建立されているのは観音堂

地層もきれいです

千葉県はすずき・きんめだいなどの漁獲量が多くさざえも名産のひとつです

こちらは南房総の『さざえ最中』

先週のはまぐりもなかに続いてかわいい海の最中です

底にはちゃんと貝蓋もありました

以前にチベットでは鉱物を使って薬を作ると書かせていただきました

中でもとても大切にされていたのがジービーズを使ったお薬です

ジーの粉末と金粉・銀粉・真珠と混ぜたものはとても治癒性の高い薬とされていたそう

こちらも薬として使われてきた貴重なバイシャジャグル(ラミック)と珊瑚のお数珠です

岩手県宮古市の『元祖いかせんべい』

明治から続く三陸沖のイカを使った優しいお味のおせんべい

子どもの頃から大好きなお菓子です

関東なら銀座のいわて銀河プラザで購入する事ができます

気仙沼の『はまぐりもなかくっきー』

クッキーの背中に最中の貝がくっついているおもしろい形をしています

貝合わせのように2枚合わせてはまぐり状態で入ってます

うみねこさんもかわいらしいほっこり心和むお菓子でした

三陸海岸とウミネコさんです

売店で売っているウミネコのおやつはかっぱえびせんです

少数民族ミエン族(ヤオ族)の儀礼用シャーマンの民族衣装

ヤオ族はタイ・ビルマ・雲南省などで暮らしています

こちらはベトナムのヤオ族(ザオ族)の貴重なものです

孔雀の刺繍が入ったミントグリーンとピンク色のスカートを合わせ着用していました

古の衣服 その三

古墳時代(6世紀頃)の儀式用女性の衣装

この頃作られた埴輪を元に復元されたそう

埴輪の顔には赤色の顔料(ベンガラ)で化粧が施されています

赤色は古代より魔除けや神聖な色として大切にされた色のひとつです

古の衣服 その二

植物で染めた上着や帯や翡翠の勾玉を着けているのは弥生時代の女性

3世紀頃を想定し復元しているそう(左)

鹿皮を黒く燻した衣服を着ているのは縄文時代の女性巫女

漆塗りの櫛に耳飾りや糸魚川産翡翠の首飾りをつけており三千年前位を想定しています(右)

現在も続くアジアの少数民族衣装とあまり変わらないと考えられているようですね

古の衣服 その一

旧石器時代は今より7~8℃気温が低い時期でした

動物の皮をなめし針と糸で縫った衣服を着用していたと考えられています

皮をなめす石器はこの時代に多く見つかっているそう

ふさふさのブーツかわいいです

からからせんべいを割ってみると⋯

かわいらしいシジミ貝のお雛様が生まれてきました

ひな祭りといえばはまぐり貝のお吸い物

よい相手と結ばれ幸せになりますようにとの縁起があるそう

こちらは『からからせんべい』

山形県庄内地方の古くから続く郷土菓子です

ころんとした三角のお煎餅を振ると音がします

からからから・・・何が入っているのかな?

こちらは縄文時代前期(5900~4200年前)の編み籠(重要文化財)

三内丸山遺跡(青森市)より出土されたものです

ヒノキ科の樹皮の内側を剥いで整え網代編みされています

古から大切に伝えられてきた技術なんだなぁと思うと籠たちが更に可愛らしくなります

日常で使われていたさまざまな籠

アカ族・カレン族・ラフ族色々な少数民族のもの

蓋が付いていたり脚が付いていたり

とても丁寧に作られて大切に使われてきた事が伝わってくる籠たちです

明日は七十二侯では「霞始靆』かすみはじめてたなびく

春の霞がたなびき始める頃

来週は暖かくなりそうです

こちらは山科の山水流れる水路です

ごつごつした崖面の上にある長勝寺浪切不動尊の本堂

こちらは縄文海進期(五千〜六千年前)に海水の浸透によりできた堅い砂岩です

『浪切不動』の名は江戸の頃に寺の灯りが漁船を水難から守った事からと伝わるそう

長勝寺浪切不動尊(千葉県成東町)の本堂です

こちらも懸造りで標高30mの小丘の上に建立されています

本堂からはのどかな町が見渡せます

高所が苦手な方は色々怖くて心鎮めてお参りするのに難儀するかも知れません

西方寺の普明閣(広島県竹原市)

京都清水寺を模して建立された懸造りとなっています

ご本尊は十一面観音立像(県重要文化財)で以前はこちらでお祀りされていたそう

上からは竹原の歴史ある町並みが見渡せます

菜の花が咲いていました

千葉県の花は菜の花

おひたし美味しいですよね

見頃は3月くらいでしょうか

菜の花畑を走るいすみ鉄道や小湊鉄道が名所です

インドネシアの土製ビーズです

古墳時代も土製のビーズでネックレスを作製していました

古代の雰囲気で麻の衣類に合わせても素敵かな

こちらは殿塚・姫塚古墳

前方後円墳の形は今も残っています

古墳からにょきにょき桜の木が生えてるので春はきれいな景色になりそうです

当時の人達が見たらちょっとびっくりするのかな

こちらは昨日のはにわさんと一緒に並んで出土された馬はにわ(県指定有形文化財)

乗れるくらい大きく馬型はにわとしては日本最大級のもの

とても丁寧に美しく作られたお馬さん

当時のお馬さんたちも美しくて可愛らしかったのかな

先日の芝山仁王尊近くにある芝山町立芝山古墳はにわ博物館

こちらは等身大程あるとても大きな男子はにわ(県指定有形文化財)

芝山古墳群(国指定史跡)の姫塚古墳からは当時の配列位置のまま45体出土しています

そのうちのひとつで当時の暮らしがよくわかるはにわさんです

芝山仁王尊観音教寺は奈良時代(781~782)に創建

こちらは境内にある高さ約25mの三重塔

県指定有形文化財で江戸時代後期に建てられたそう

龍の木鼻彫刻も美しいです

芝山仁王尊と呼ばれる観音教寺(千葉県山武郡)

こちらは総欅造りの大きな仁王門です(裏側)

門内には左右に畳座敷の部屋があります

仁王尊様はそちらの須弥壇上にお祀りされている珍しいお寺です

北海道に流氷が来る時期は2月から3月頃

今年も流氷が少しずつ観測されているそう

こちらはゴマフアザラシさん

ゴマフアザラシも流氷と一緒に来てるのかな?

もちもちお腹と名前でを見かけるといつもごまあん団子を思い出してしまいます

旧暦で一年の始まりは立春から

梅の花が咲き始め春の兆候を感じ始める頃

梅の木を見上げると本当に咲き始めていました

そっーと春が近づいて来てるんですね

今日は旧暦の大晦日で明日は元旦

ラクシュミーLakshmiに続いて乗り物その2

女神ドゥルガーDurgaはライオンかトラに乗ります

トラに乗っている時は無限の力で善行を守り悪行を破壊するそう

こちらのかわいいトラさん達は乗ったらなかなか進まなそうです

 

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 鶏が春を感じて卵を産み始める頃です

こちらはふっくらかわいいベンガルワシミミズクさん

インド・ヒマラヤ・パキスタンなどで暮らしています

ヒンドゥー教では幸運と富の女神ラクシュミーLakshmiの乗り物は白いフクロウさんです

あったかそうで今すぐ乗ってみたい…

豊岩稲荷神社(銀座7丁目)

ビルの隙間を猫のような気分で抜けて行くと

凛々しいお顔の狐様がいらっしゃいます

江戸の初期から信仰されていたこの神社

まだこの辺りからきれいな海辺が見えていたかも知れません

その頃は大きな鳥居もあったのかな?

yunya のシンボル八吉祥文様の双魚matsyaをイメージして作りました

パールとラピスのネックレス

魚たちに首の後ろから守ってもらうようなデザインです

11月の御所野遺跡に続き遺跡クッキーその2

三内丸山遺跡では栗は主な食料資源

寒冷化の時代に入ると栗が減少しアクの強いトチノキばかりに

その為アク抜きの製粉技術などが進みます

製粉に肉や卵を入れ焼いたものも縄文人は食べていたそう

三内丸山遺跡からは全国最多の2000点の土偶が見つかっています

土偶は全て女性を表しているそう

こちらの土偶さんはちょっとおいしそうな感じです

昨日の柱の右側にある大型竪穴建物の中です

大きさは長さ32m幅9.8m床面積250㎡の日本最大

これもまた何に使用されていたかは謎だそう

超古民家住宅として今も暮らせそうです

三内丸山遺跡(青森市)

2021年に世界文化遺産登録されました

今から5900~4200年前の縄文前期から中期の大規模集落の跡です

左側の柱の建物は14.7mあります

神殿か物見櫓か何に使用していたかは謎なのだそう

小さな小さな巾着袋

くぬぎの実なら3~4個入るくらい

エゾリスさんならちょうどいい大きさかな

モン族のお母さん達が25年以上昔に古い衣装を使って作ったものです

ベトナム語で猫はメオmèo

ベトナムのお母さんとメオさんの暖かそうな冬の風景です

数珠を使ったチベットの占い

簡単にご紹介すると自分の守護尊に祈りを捧げ珠を左右から3つずつ手繰り寄せ残る珠の数で占います

1つならハヤブサ(吉)2つならカラス(凶)3つならスノーライオン(中立)

ハヤブサが3回続けば大吉というような感じのものです

カラスさんちょっと気の毒です…